日本では、欧米諸国と比べて、幼い頃からお金について学ぶ機会が乏しいことが、かねてより指摘されてきた。
たとえばイギリスでは、義務教育課程の中で金融教育が体系的に位置づけられており、子どもの頃からお金に関する基本的な知識や判断力を養う仕組みが整えられている。
そして、もうひとつが「お客様思考」である。
「自分は“お客様”なのだから、良い待遇を受けるのは当然であり、まさか不利益を被るはずがない」──。
普段、言葉にすることはなくとも、こうした認識が心のどこかに潜んでいるのではないだろうか。
今回挙げた二つの要因は、賃貸経営に向き合う不動産オーナーの姿勢においても、決して例外ではない。